こんにちは!こめこです!
以前心理学系大学院の筆記試験対策の記事を投稿しましたが、今回は面接試験について詳しくお話をしていこうと思います!
面接対策で実際に私が行っていたことや、試験で実際に質問された内容も記載していますので是非ご覧ください!
試験対策記述編
面接対策
志望動機・アドミッションポリシー
面接はあらかじめ提出しておいた志望動機・研究計画書の内容を基に展開していきました。そこで、面接対策で私が重要視していたのは大学院のアドミッションポリシーです。アドミッションポリシーには、その大学院が欲している学生像が書かれています。そのため、志望動機にも自分が大学院が設定しているアドミッションポリシーのどの部分にあてはまるかといった内容を組み込むようにしていました。
ただし、アドミッションポリシーに記載されている文言をそのまま使ったり、あまりにも直接的に「私はアドミッションポリシーに合致している人間です!」というのは、印象があまりよくありません。そのため、オブラートに包んだり、言い回しを変えて記載するなどしていました。
例えば、アドミッションポリシーにコミュニケーション力があり、他者と協力できる人を求めているという旨の記載があったとします。
そこで、コミュニケーションをどのように培ってきたかという内容を記載することで、自分がアドミッションポリシーに即した人間であるということをアピールすることができます。
例
私は、アルバイトでお店(洋服店)にいらっしゃるお客様に積極的に声をかけ、お客様のニーズを聞き取るように努めました。その結果、洋服の購入に繋がることがありました。アルバイトの経験から、私は積極的に話をする重要さを学び、大学のグループワークの際にも積極的にメンバーと話をし、議論を深めています。
もちろん嘘をつくのはよくありません。噓の志望動機を書いて面接で深く聞かれた際に、上手く答えられなくて心証を悪くしては元も子もありません。なので、噓をつくのではなく、自分の経験や考えの中でアドミッションポリシーに合致するものを探して、それを記述するようにしましょう。
面接練習
実際の面接に向けて私は
・就職活動中、就職活動経験者の友人
・親
・先輩
の人達に面接練習を手伝っていただきました。
友人
就活中・就活経験者の人達からは、実際に就活の面接官に聞かれた質問を中心に面接練習をしてもらいました。面接時の空気感や突拍子もない質問をされた時、自分がどのような反応をするのかというのを知れました(私は、目が泳いでると言われました(笑))。
面接練習の回数を重ねると徐々にリラックスして受け答えをできるようになっていきました。場慣れの面で大変有意義な練習になりました。
親
親には、面接練習の時あえて無表情で進行してもらうように頼みました。どんな面接官になるかは運です。頷いてニコニコしながら話を聞いてくれる面接官に当たればいいですが、無表情で面接をしてくる方もいます。そういった面接官の圧に負けないようにするために、様々なタイプの人に面接をお願いしたり、予めこんな風な態度を取ってほしいとお願いして面接練習をするのも有効な手段だと思います。
先輩
実際に大学院入試を経験した先輩に面接練習をお願いしました。個人的な知り合いではなかったため、私はゼミの先生に先輩を紹介してもらいました。自分が今通っている大学に併設する大学院に進学予定の方は、先生に頼むと大学院の先輩を紹介してくれるかもしれません。是非、相談してみてください。
実際に入試を経験した先輩の話は説得力がありましたし、面接で聞かれたこと・注意した方が良い先生など沢山の情報をもらえます。大学院の先輩は大変お忙しいので、1回だけ面接練習をしていただきました。その1回でできるだけ情報を入手できるように、あらかじめ聞きたいことをメモしておくのがおススメです。
面接で実際に聞かれた内容
面接の概要
面接の中身に入る前に、面接の概要についてお伝えしておきます。
私の面接では、面接時間30分で、面接官3人受験者1人というかたちで面接が行われました。
質問の内容
ここからは、実際に私が大学院の面接で聞かれたことについてお話します。
面接の質問内容はこんな感じです。
・なんでこの学校がいいの?
・心理学に興味を持ったきっかけ
・もし○○な特徴持った人が相談に来たらどう対応する?
・どんなところに就職したい?
・どんな資格取りたい?
・自分の長所・短所(カウンセリングに活かせそうな)
・自分が気になっている心理学の理論は?
このような質問が投げかけられ、その答えに対してだいたい2~3回深掘りの質問がありました。
返答の選択肢は複数持つ
特に「なぜこの大学院で勉強したいのか」という質問には鋭い視点の深掘りの質問が投げかけられました。私の場合は、「ある先生の下で研究を行いたい」という旨の返答をしたのですが「その先生がもしいなくなったらどうする?」といった質問をされてとても驚きました。幸い別な先生で自分の興味のある分野の研究をしている先生がいらっしゃいましたので、「別の先生の下で研究をします」と切り返すことができました。
自分の面接を振り返ってみると「同じ質問に対する答えを2つ持っておくといい」というのは教訓になりました。
先ほどの話のように、自分が今考えているプランがダメになった時はどうするかといった質問にも対応できますし、質問の内容・雰囲気によって好ましい返答ができるというメリットもあります。
実際期待していた質問が来なかったとしても、返答の引き出しが多い方が話を膨らましたりできます。
自分の気になる理論についての本を読む
自分が今後参考にしたい心理学の理論についてはある程度知っておいた方が良いと思います。面接時にも、「あなたが心理的援助をする際どのような理論を参考にしますか?」といった質問がありました。このような質問の対策として、私は、自分の気になっている心理学の理論についての解説書を読みました。
解説書は難しいものではなく、心理学を専攻していない人でも読める入門書もしくは、初学者用の本で十分です。そのほうが内容も分かりやすいので、頭に残りやすいです。難しい本を読んで、単語の意味もよく分からない状態で発言するより、きちんと理解して自分の言葉で話をする方が先生方にも熱意が伝わると思います。
面接官が意識して見ていると感じたところ
面接を振り返って、面接官は受験者の未来に対するプランを見ていたのではないかと感じました。
面接の内容でも、過去はどうでしたか?といった内容よりは、今後どうしていきたいですか?といった質問が多かったです。
今行っている研究の話などはあまり聞かれませんでした。
自分の未来についてある程度の見通しをたてておくと良いかもしれません!
面接で怖かったところ2選
最後に、面接中に「えっ・・・こわ・・・」と思ったことを2つお話します。
・意地悪な質問してもいいですかと明言される
・自分の返答に対して首をかしげる
この2つです(泣)
面接官の先生は基本笑っていたのですが、笑いながら「ちょっと意地悪な質問なんですけど」といって本当に鋭いことを聞かれました。わざわざ明言しないでくれと心の中で思ってました(笑)
そして、先生の価値観と自分の考えが合わなかったのか私の返答の時に思いっきり首を傾げている先生がいらっしゃいました。そんなに私の言ってること気に食わないですか!?とこれまた心の中でツッコんでました(笑)
ただ、結果的に合格できたので、先生方の表情が曇ったり、首を傾げられたとしても必要以上に怖がったりしないで下さいね!自分を強く持つのが大切です!!
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました!
面接は、筆記と違って正解がありません。どんな面接官になるかも運要素が強いです。なので、100点の対策というのはないのかもしれません。
皆さんの面接対策の助けになればと思い、今回自分の面接体験を書かせていただきました。今回の記事が皆さんのお力になれていたら幸いです。
目指せ合格!!応援してます!
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