大学院のゼミの決まり方・進み方を解説!

大学院

こんにちは!こめこです!

今日は大学院でゼミの先生がどのように決定するのかについて解説したいと思います!

ゼミが決定する時期

1年生の5月にゼミの先生が決定しました。今回決定した先生の元で修士論文の作成を進めていきます。

ゼミの先生の決まり方

私たちの大学院では、ゼミの先生の決定に際して、どの先生の元で修士論文を作成したいか希望を出しました。また、自分が行いたい研究についてまとめた研究計画書も作成します。

先生の希望・自分の研究計画書 この2つを参考にしてゼミの先生が決定します。

ゼミの先生の希望を書く

希望の先生を記載するかは任意でしたが、私は記載しました。希望は第1希望から第3希望まで出せましたが、私は第1希望しか書かなかったです。

研究計画に記載すること

①まずは、その研究をしようと思ったきっかけについて記載します。自分の経験や、なぜ興味関心を持ったのかなどを記載します。自分の思いを書いても良いかもしれません。

②次に、その研究が必要な理由を記載します。何故その研究が今の世の中に必要なのか、社会問題先行研究に基づいて述べると説得力が増します。

例 ひきこもりの長期化、高年齢化、虐待件数の増加など

③そして、自分の研究で何が分かるのか、それが社会的にどんな意義があるのかをまとめます。現段階での仮説と、研究をすると社会にとってどんな良いことがあるのか?ということを書いてまとめます。

自分の好奇心だけで研究をするのは、研究動機として弱いため、研究の意義は大切です。論文を実際に執筆する際も研究の意義は記載した方が良いといわれています。

配属先の決定

大学院生が作成した研究計画書、そして誰がどの先生を希望しているのかを参考にしつつ、先生達が会議をして、ゼミの配属先が決まります。上記の内容以外にも、先生方の専門分野、抱え込める人数などを加味して配属先が決定します。

配属先通達

会議でゼミの先生が確定してから約1週間後、メールで大学院生に配属先が通達されました。

ちなみに、先生によって受け持てる院生の人数が違うみたいでした。役職がついている先生(〇〇委員会 委員長など)はあまり多くの人受け持っていない印象でした。

ゼミ開始

ゼミの開催方法、進み方は先生によってかなり差がありました。
2週間に1回の人もいれば、毎週の人もいます。月1の人もちらほらいました。

ゼミの内容も、先生が次にやってくること指定するゼミもありますし、自分たちで進めてゼミの時に先生から指導を受けるというタイプのゼミもありました。

自分がどのくらいの頻度でゼミを開催して欲しいのか・先生はどのようなタイプの人だといいかなども、ゼミの先生を決める上で重要だと思います。その辺に関しては、ゼミの先生を決める前に先輩方に聞いて情報収集をしておくといいかもしれません。

私が所蔵しているゼミの場合、2週間に1度ゼミが開催され、1年生と2年生の合同でゼミを行っています。1年早く研究を始めた先輩方の意見も聞けるので合同でゼミを開催してもらえるのはとてもありがたいです。

修士論文の進み方

私の学校は2年間かけて1本の論文を作成します。そのため、1年生前半の段階では内容そんなに固まってなくてもいいですし、変更点があっても問題ないと言われました(それが割と普通みたいです)。

内容を早々に決めてしまうというよりは、じっくり考えていこうねというスタンスです。
1年生が終わるくらいにはテーマが固まり、論文を書き始めるという感じです。

※大学院によっては2本論文を書くといったところもあるそうです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
修士論文は大学院生活の集大成です。年単位の年月をかけて試行錯誤を重ねながら作成していきます。自分自身の能力も重要ですが、ご指導いただく先生との相性もとても大切になってきます。自分の性格、先生の特徴、論文のテーマなどを考えてゼミの先生を選択していくことが重要だと思います。

今回の記事が、皆さんがゼミの先生を決める際の一助になれたら幸いです!

それでは!

またね~!

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