こんにちは!こめこです!
今回は、大学院の11月のスケジュールについて話をしていきます。
後期になって実際にカウンセリングを行う機会や大学生を相手に心理検査を行う実習も行うようになり、なにかと忙しい日々が続いています。
11月に起こった出来事についてお話していきます。
忙しさのレベル分け
カレンダーの色が示している忙しさのレベルは以下のようになっています。
11月の忙しさレベル
11月の忙しさレベルはこんな感じでした。
週ごとのスケジュール
ここからは、1週間ごとの出来事について詳しく説明をしていきます。
1日~10日 第1週 (忙しい)
①実習の一環で大学のカウンセリング施設の窓口対応や電話対応を行いました。だいたい2時間ほどの実習でした。
実習内容は以下の通りです。
・領収書の作成
・パソコンへのデータ入力
・電話でカウンセリングの予約を受け付ける
・予約していたカウンセリングのキャンセル等の連絡の対応
電話対応の後はやりとりの内容を逐語に起こして保管をしておく必要があります。
実習の中で電話対応が1番緊張しますし、業務量も多いのですが私はまだ一度も電話対応をしていません(幸か不幸か…笑)
他の大学院生は何度か電話対応をしているらしいので、自分も1度くらいは電話対応をしたいです。
②心理職が行う業務の1つに知能検査というものがあります。知能検査を行えるようになるために今回大学生対象に知能検査(WAIS-Ⅳ)を実施しました。大学院生は2人ペアになって、1人は検査の実施をもう1人は行動観察を行いました。私は今回行動観察をしました。
そして、知能検査の結果と行動記録を授業で発表しました。
知能検査をとると、どうしても検査結果にのみ注目してしまいがちですが、どのような態度で検査を受けていたのか・どんな問題の解き方をしていたのかなどもクライエント(知能検査を受ける人)を知るための重要な情報になります。そういったことを学ぶために今回2人ペアで実習を行ったのだと思います。
③授業とは別枠で、心理査定(ロールシャッハテスト)についての知見を深めるための講義が月1回行われています。そこでは、実際に大学院生がクライエント(カウンセリングを受けに来る人)に実施した検査結果を用いて検査のとり方や、解釈の方法について学びます。
心理査定だけでクライエントの全体像が分かるわけではないですが、心理検査の結果から分かってきたことと、クライエントの主訴(今困っていること)を見比べると、なぜこのクライエントが悩んでいるのか理解が進む感じがしました。
④③は授業外でロールシャッハテストについて扱っていましたが、授業でもロールシャッハテストについて扱います。ロールシャッハテストとは図版に描かれた模様を見てもらい、それが何に見えるか答えてもらうという検査になっています。そして、検査結果からクライエントの特性や、日常生活をどう過ごしているのか推測していきます。
そして、ロールシャッハテストを実施できるようになるために、大学生に協力してもらい、実際に検査を行いました。
実施時間はだいたい2~3時間程度でした。 実施後はどんな会話がされていたのか逐語に起こしたりして解釈に必要な情報をまとめていました。
11日~17日 第2週 (忙しい)
①実際にカウンセリングを担当するようになると、1回カウンセリングを行う毎にカウンセリング指導担当の先生に今回のカウンセリングでどのような話をしたのか、カウンセリングの中で自分がどのように感じたのか、どのようなところに難しさを感じたのかなどについて話し合い(相談する)を行います。これをスーパーバイズというのですが、私は毎週スーパーバイズを行っています。
指導にあたって、自分がどんな話をカウンセリングで行ったのかといったことを逐語にします。逐語録の作成はだいたい2時間~3時間程度かかります。根気と集中力のいる作業ですが、クライエント(カウンセリングを受けに来る人)にとって有意義な時間にしてもらうために頑張っいます。
②大学院生はまだカウンセリングの実践経験が少ないので、カウンセリングの練習として希望した大学生に対して3回模擬カウンセリングを行います。大学生からは、あまり深刻すぎない悩みごとを持ってきてもらい、それについて3回に分けて話し合いをしていきます。悩みの内容は3回とも違ってもいいですし、同じ悩みでもいいです。今回は2回目のカウンセリングでした。前回とは違った内容について話し合いました。
このカウンセリングは授業で検討するため録音と、逐語録を発表資料として用意しておきます。
18日~24日 第3週 (少し大変)
①大学院生になると講義形式の授業よりも自分たちで調べて発表するといった実践形式の授業が増えてきます。しかし、その中でもいくつかは講義形式の授業もあります。そして、そういった授業では小テストがあったりします。
第3週は2つの講義で小テストがありました。大学院に入ってからは高校の時のようにテスト1.2週間前から勉強をするといった習慣がなかったので、久しぶりにテスト勉強をしました。
私は記憶力があまりよくないので、何回も資料を見返して何とか覚えていました。それでも覚えられない部分もチラホラありましたが…
②9月に行った公認心理師試験模試の結果が返ってきました。模試の結果には、合格点か否かの他に自分の強みや弱みの分析結果についても記載されていました。
模試の返却は高校の時以来だったので、①に引き続きこちらでも高校生の時のようなドキドキ感を味わっていました。
25日~30日 第4週 (余裕あり)
①第4週は、自分が発表する授業などもなかったので、比較的落ち着いていました。いつもは20時や21時の電車で帰宅していますが、第4週は18時の電車で帰宅することができました。毎回このくらいの電車で帰れたらいいのにと思いながら18時で帰れる喜びを噛み締めていました。
12月以降になると発表する機会が一段と増えてくるので、今のうちに終わらせられる課題をやっておきました。大学院の授業は不意打ちで課題を出されたり、やることが増えたりするので、今出ている課題はなるべく溜めないようにするのが得策です。大学生の時は土日に課題をやることも出来ていたのですが、大学院になると疲労でなかなか課題が出来ないので、課題=仕事という気持ちを持って、仕事中(学校にいる時)に課題を終わらせるように心がけています。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
個人的には11月の第1週目と第2週目が踏ん張りどころでした。課題の量が多かったわけではないのですが、10月から少しずつかかっていた負荷に耐えられなくなってきた感じでした。
今までは6割~7割の頑張りで乗り越えられてきたのが、9割くらいの力を出し続けないといけなくなった感じです(主に業務量)。
最初の1ヶ月はなんとかなっていたのかもしれませんが、こういった状況が続くと非常に精神的にきつい状態になりやすいんだと思います。
なので、土日はできるだけ学校の課題には手をつけずにゆっくりすることを心がけています。
体調を崩さずに今の暮らしを続けるためにも、休む時はしっかり休むという習慣をつけることも大切だと思います。
それでは!
またね~
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