こんにちは!こめこです!
今回は、大学院の10月のスケジュールについて話をしていきます。
夏休みが終わりいよいよ後期が始まりました。後期はどのようなスケジュールなのか・どんなことをしているのか知っていただけたらと思います。
忙しさのレベル分け
カレンダーの色が示している忙しさのレベルは以下の通りになっています。
10月の忙しさレベル
10月の忙しさレベルはこんな感じでした。
週ごとのスケジュール
ここからは、1週間ごとの出来事について詳しく説明をしていきます。
1日~6日 第1週 (少し大変)
①クライエント(カウンセリングに来る人)が、初めてカウンセリングに来た時に受けるカウンセリングのことを初回面接と言います。私が通っている大学院では、初回面接を有資格者(臨床心理士や公認心理師)の先生が行い、学生は面接に陪席して会話の内容のメモを取ります。
後期に入ってすぐ、私は初回面接の陪席に入りました。面接時間は約2時間程でクライエントの話をメモする他に心理検査(アンケートのようなものに回答してもらう)の実施をさせてもらいました。
面接が終わると会議に出すための報告書を作成する必要があったため、授業終わりに残って報告書の作成をしていました。
②2年生の先輩がクライエント役、1年生がカウンセラー役となり、初回面接のロールプレイを行うという授業がありました。時間は30分程度でした。
陪席とは違って自分で考えながらクライエントの話を聞いたり質問していく必要があったので緊張しました。
ですが、夏休みに初回面接の練習をしていたのでガチガチになって何も聞けなくなるということはありませんでした。
面接はボイスレコーダーで録音しており、面接終了後に逐語にする必要がありました。30分の会話を逐語するのに3時間ほどかかりました。
③事例検討会といって、大学院生が自分の持っているケース(実際のカウンセリング)の中から印象的なものを選び、それについて発表し、他の人から質問をしてもらったり、意見をもらうことでケースについて深く知ろうとする会があります。普段は大学院生と教員のみで行うのですが、今回は他大学の先生をお招きして検討会を行いました。他大学の先生以外にも、大学院のOB・OGの方々も来ていました。
検討会の後に講演会もあったので時間は3時間程かかりました。
7日~13日 第2週 (少し大変)
①先週行った初回面接(第1週 ①参照)について大学院で受け持っていける内容か・担当者は誰にするかといった会議を行います。そのための資料作成を面接に陪席していた大学院が作成するのですが、報告書の内容が事実と違っていないか・もう少し付け加えた方がいい事柄はないかなどを面接をした先生と確認します。
先生から修正が入ったら、その部分を直しながら会議の日までに報告書を書き上げます。そういった先生との打ち合わせを何度か行っていました。
②私たちが行う実習の1つに、カウンセリング施設の受付業務や、クライエント(カウンセリングに通う人)からかかってくる電話対応を行うというものがあります。これを、施設業務実習というのですが今回は初めて施設業務実習を行いました。 今回電話はかかってこなかったのですが、受付業務として領収書の作成・レジ業務・受付の記録入力などを行いました。
14日~20日 第3週(少し大変)
①1年生の後期になるといよいよ大学院に併設されている施設でクライエント(カウンセリングを受けに来る人)を相手にカウンセリングを行います。カウンセリングが始まる時期には個人差がありますが、10月~11月には大学院生全員がクライエントを受け持ちます。
私もクライエントを1人受け持つことが決まったので、カウンセリングが始まる前にカウンセリング指導の先生(カウンセリングを行うごとに振り返りをしたり、アドバイスをもらったりします)と打ち合わせを行いました。
②学内で行う実習の1つに大学生に対してカウンセリングを行うというものがあります。実習に協力してくれる大学生に対して1回30分程のカウンセリングを3回行います。今回は1回目のカウンセリングを行いました。
カウンセリングの内容はICレコーダーで録音し、逐語にして授業で検討します。
検討内容としては、カウンセリングがどのように進行していったのか?・カウンセラーや大学生の発言で気になることはないか?などです。
逐語録を作るのにはとても時間がかかるので、カウンセリングが終わったらすぐに逐語録作成に取りかかっていました。
③授業とは関係ありませんが、この週は体調が万全ではなく、何となく風邪っぽい症状が出ていました。院生の中にも体調を崩している人も何人かいました。 体調が優れない中で課題をこなさなければならなかったので、体力的にも大変な部分がありました。
21日~27日 第4週(少し大変)
①心理療法の種類の一つで、箱庭療法というものがあります。箱庭療法は、砂の入った箱の中にフィギュアなどを置いていき、その作品を通してクライエントの心境を知ろうとする心理療法です。今回は授業の一環として、箱庭の作成を体験しました。2人1組になって、1人は箱庭を作成し、もう1人は立会人として、箱庭の作成を見守ります。私は今回箱庭の作成をしました。箱庭作成中は立会人の人と話をしながら30分ほどかけて作品を作りました。
②後期になって、1年生もロールプレイなどではなく、実際のクライエントに会ってのカウンセリングが始まります。私も少し前からカウンセリングが始まりました。大学院生がカウンセリングをする際、カウンセリング指導担当の先生がつきます。私の担当の先生は、カウンセリングでどんな話をしたのか逐語にして指導日に持っていき、逐語を元に指導が入るという形で進んでいきます。
そのため、カウンセリングが終わったら逐語の作業を行います。基本的にカウンセリングは1回50分という形になっており、50分の内容を逐語にします。逐語録作成時間はだいたい2~3時間ほどでした。
28日~31日 第5週(少し大変)
①心理職の仕事の一つに知能検査の測定というものがあります。クライエントの特性を知るために用いられたり、医者が発達障害かどうか診断する際の参考にします。近年は知能検査を受ける人も多くなっているので、知能検査を測定するための技術は必須の能力になります。
今回授業の一環として、大学生を対象に知能検査をとり、その結果を授業内で議論するというものがあります。そのため、今回大学生に対して知能検査をとらせていただきました。
知能検査の実施と共に、行動観察も行っていたため、様々なところに注意を向ける必要がありました。
知能検査の測定には約3時間かかりました。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
後期に入ってから前期より帰る時間が平均して2時間くらい遅くなりました。
学校でしか作業してはいけない課題が増えたのが理由です。
また、後期は1時間目~始まる日が多いので、遅く帰ってきて早くに家を出るという日が続いています。
大変なことは大変なのですが、自分のやりたいことをやれている感じがするので、辛くはありません。
辛さでいうと1年生前期の方が辛かったような感じがします(まだ後期が始まって1ヶ月だから言えることかもしれませんが…笑)
それでは!
またね~
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