ホームシックはいつ治る?対処法と共に解説!

体験談

こんにちは!こめこです!

 皆さんは進学・就職を機にホームシックになったことはありますか?
 今日は私が中学生の時に体験したホームシックについて話をしていきたいと思います。また、私がどうやってホームシックから立ち直ったか、そして周囲からどのような援助を受けていたか紹介していきます。

ホームシック発症の経緯

 私が通っていた中学校は電車を使わなければ通えない距離だったので、中学生の頃から電車通学でした。そして、入学式も終わり、電車通学を開始したその日にホームシックになりました。

 今までこのような経験がなかったため、自分でも何が起こっているのかわからなかったです。ただ、家に帰りたい・母に会いたいという気持ちが溢れ出てきました。学校でも涙が止まらず授業が終わるごとにトイレに行って泣いていました。食欲もなくなり、大好物のイチゴも残す程でした。

家・学校での状況

家での状況

 ホームシックがひどい時は、起床時間30分前に目が覚めていました朝が来てしまったことに対する絶望感がありました。食欲もなく、テレビを見ながらポロポロ涙が出てきていました。母親に学校に行きたくないと毎日訴えていました。

 しかし、電車に乗ると家に帰りたいと言う気持ちは少し落ち着きました。もう学校に行くしかないと諦めや覚悟といった思いがあったのかもしれません。私の中では学校に行く準備をしている時間と駅に行くまでの道のりが1番辛い時間でした。

学校での状況

 学校に着いてすぐは特に家に帰りたいなどは思わなかったです。ただ、午前中の授業の特にグループワークをしている時に家に帰りたいと強く思ってました。自分のグループの人が楽しそうに作業してるところを見ると、自分以外の人達は大きな困り事なく学校生活を送れてるのに、自分はなんでこんなに辛い目にあわないといけないんだ…と、感じていたんだと思います。

 また、授業の合間の5分休憩の時に家に帰りたいという思いが強くなってました。他の人が友達と話しているところを見て、自分だけ孤立してる感じがしていたんだと思います。

ホームシックからの回復過程

 私の場合、約3ヵ月かけて徐々に泣く回数が減ったり、食欲が元に戻ってきました。

家族の援助

 ホームシックになった時、まず母にそのことを打ち明けました。母は、最初私の気持ちを受容してくれましたが、「じゃあ休む?」と聞いてくることはありませんでした。気持ちを受け止めてくれていたものの、だからといって学校を休ませるようなことはしませんでした。そして1ヶ月ほど経った時から、どうやったら私が学校で生活しやすくなるかといったことを考えてくれました。

当時、母にやってみてほしいと言われたことを紹介します。

①笑顔を無理にでもつくる

②学校で起こった少しHappyな出来事を母に伝える

①笑顔を無理やりつくる

 まずは、笑顔を無理矢理作るということです。こうすることによって、脳が楽しい事が起こっていると錯覚して楽しい気持ちになるといわれています(ジェームズランゲ説といいます)。私も実際やってみたところ、楽しい気持ちにまではなりませんでしたが、今まで感じていた寂しいという感情が少しおさまっていました。

②学校で起こった少しHappyな出来事を母に伝える

 次は今日学校であったちょっと嬉しかったこと・楽しかったこと・いい意味で昨日から変化したことを母親に伝えるということです。このような報告をすることで、昨日より今日の方が学校に居やすくなっているということを実感しやすかったです。

 ここでポイントなのは、ちょっとでもいいことあったらそれでいいとすることです。大きないいこと(みんなから賞賛される何かをする・テストで満点とる)を探すと逆に出来なかったところに目が行きがちです。
 メンタルが不安定な時は少しでもいいことに目を向けるくらいがちょうどいいです。私は給食の中華丼でうずらの卵が3つ入ってたといったことでも報告していました(笑)

回復のキーパーソン

 私がホームシックを乗り越えられたのは同じクラスだったTちゃんの存在も大きいです。彼女とは同じ部活に入ったことで仲が深まりました。始めはTちゃんの方から話しかけてくれ、授業の合間や休み時間に趣味の話などを一緒にしていました。

 彼女と仲良くなったのは自分にとって大きなポイントです。母にも今日あった嬉しいこととして、彼女と仲良くなったことを話していたのを覚えています。彼女には仲良くなってすぐ自分がホームシックになっていること・すぐ泣いてしまうこと・体調がすぐれないことを話ました。
 自分のつらさを家族以外の誰かに伝えられたこと・それを受容されたことがすごい嬉しかったです。また、気持ち的にも楽になりました。

 同じ環境にいる人に、自分の抱えている悩みを伝えられるのは、「もし辛くなったら、弱みを吐き出せる人が近くにいる」と思えるため心の支えになります。

ホームシックを経験して思ったこと

 実際にホームシックを経験して、ホームシックはやはり時間が解決してくれるものだと思いました。

 紹介したもの以外でも色々試してみましたがこれをやれば急激にホームシックが回復するといったものはありませんでした。辛くても学校に行き続けることで徐々にホームシックから回復していった気がします。

 また、私は周囲の支えもあったため学校に通い続けることができました。ホームシックになっている理由がいじめなどではなく、環境への慣れのみが問題となっているのなら、やはりしんどくても通い続ける必要があると思います。

 逃げたくなる、休みたくなる気持ちもとてもわかります。私もずっと休みたい、行きたくないと言っていましたし、学校行ってからも帰りたいと思っていました。休んでいいよと言ってくれない母親に怒りさえ感じていた時もあります。
 ですが、少し頑張って通い続けることが一番早くホームシックを直す方法だと思います。

まとめ

 最後までご覧いただきありがとうございました!
 ホームシック中は私はこのまま一生家に帰りたいと強く思いながら、学校生活を送らなければならないのだと考え、絶望していた時期もありました。

 ですが、最終的にホームシック乗り越え、学校生活を送ることができました。進学や就職などで、環境の変化があると不安や孤独でホームシックになることもあると思います。今ホームシック中の人や、ホームシックで悩んでいる人が周囲にいる場合は、私が実践していたことが少しでも役に立てたらいいなと思っています。

またね~

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